我が家のチンチラが真菌症になったお話

生活・注意点

今年の4月に我が家のスフレくんが「真菌症」という病気になってしまいました。(今は完治して元気な状態です)

真菌症はチンチラがかかりやすい病気の一つと言われています。

ここでは、スフレがどのように治療したのか、処方された薬など、記録として残しておきたいと思います。

※傷口の写真を掲載しているので苦手な方はご注意ください。

真菌症(皮膚糸状菌症)とは

真菌症とは、皮膚にカビが感染することで発生する皮膚疾患のことです。

感染した箇所の皮膚が赤くなる、脱毛するといった症状を引き起こします。

湿気の多い環境やストレス、清掃不足などが原因で発症すると言われています。

発生〜完治までの経緯

ここからは病気発覚から完治までの経緯を時系列順に記載します。

4/11 皮膚が赤くなる

夜21時頃、部屋んぽの準備をしようと思い、ゲージに近づいたらスフレが毛繕いをしていました。

はじめは砂浴び前だったので、早く砂浴びしたいアピールをしているだけかと思いましたが、顔と右手の間付近をずっと気にしている様子…

何か様子がおかしいなと思い、顔と右手の間を確認すると、皮膚が赤くなって少し出血していました。

4/12 動物病院へ

次の日は動物病院に行きました。

獣医さんに診てもらうと、真菌症の疑いがあるとのことなので、染色検査をしてまた一週間後に検査結果を聞きに来ることになりました。

この日は抗生剤を処方してもらい、そのまま帰宅。

4/13 緊急で動物病院へ

朝、傷口の様子を見ると、昨日よりかなり悪化していました。

チンチラは夜行性のため、夜の間に自分で傷口を噛んでしまい、中の筋肉が見えるほど傷が深くなっていました。

昨日に続いて、再度動物病院へ行くことに。

4/12に動物病院へ行った際は、獣医さんにうっ血の危険があるためエリザベスカラーはつけない方が良いと言われましたが、傷口を診てもらった結果、エリザベスカラーをつけることになりました。

この日は、以下の薬を処方してもらいました。

  • アイプクリーム(塗り薬)
  • 抗生剤(粉タイプの飲み薬)
  • 胃腸薬(粉タイプの飲み薬)

4/19 動物病院へ

染色検査の結果を聞きに病院へ行き、検査の結果、真菌症と診断されました。

原因は分かりませんでしたが、獣医さん曰く、季節の変わり目でストレスが溜まったことが原因かもしれないとのことでした。

これまでの薬に加えて抗真菌薬(粉タイプの飲み薬)を処方してもらいました。

4月末頃 自宅で治療、傷口がかさぶた状に

自宅では下記のように治療していました。

朝:抗生剤、胃腸薬、傷口にアイプクリームを塗布

夜:抗生剤、胃腸薬、抗真菌薬、傷口にアイプクリームを塗布

抗真菌薬以外の薬は1日2回。粉薬は水に溶かしてシリンジで与えていました。

治療のおかげもあり、傷口にかさぶたができて、ポロポロと取れるようになりました。

獣医さんからは「傷口にかさぶたができたら治ってきている証拠」と言われていたので一安心。

この頃から、通院頻度も一週間に1回から二週間に1回へ減りました。

5月初旬 傷口が塞がる

5月に入ると、傷口は塞がり、分厚かったかさぶたもほぼ全て取れました。

塗り薬がアイプクリームから変更になり、新たにビクタスクリームとエムオー水を処方してもらいました。

自宅では傷口をエムオー水で綺麗にしてからビクタスクリームを塗布。

飲み薬も引き続き1日2回与えていました。

5月下旬〜6月初旬 完治

傷口の周りは脱毛してピンク色の皮膚が丸見えの状態でしたが、毛がだいぶ生えてきました。

6/1に最後の病院へ行き、獣医さんに傷口は完治していると言ってもらえました。

長かったエリザベスカラー生活が終了!

自宅に帰って約2ヶ月ぶりに砂浴びをしました。

チンチラの様子がおかしいと感じたらすぐに動物病院へ

チンチラは毛が長くモフモフなので、怪我をしていてもなかなか気づくことができません。

今回は、スフレが頻繁に毛繕いをしていたことがきっかけで、傷口を見つけられました。

日常的にチンチラを観察する習慣をつけて、何か異変を感じたらすぐに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

早期発見早期治療で病気の重症化を防ぐことができます。

また、今は健康でもいつ動物病院にお世話になるか分かりません。

チンチラは小動物の中でも診察可能な病院が限られているため、日頃からチンチラ対応可の動物病院を探しておくことも大切です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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